「賃貸VS持ち家はどっちが得?」は間違い

こんにちは。シアーズホームグループの丸本です。

マイホームを検討し始めて色々調べていくと、「賃貸VS持ち家、どっちが得?」という議論を見かけませんか?

結論からお伝えすると、ホントに意味のない議論です。誰もが関心のあるテーマなので、注目を集めたいがためのエンタメです。結局、どちらが良いという結論が出ることはありません。

大切なことはあなたにとってどちらが良い選択肢なのかであって、多数決で決めるものではないんです。

ちなみに私は賃貸より持ち家、その中でも一戸建が良いと思っています。その理由をこれから説明していきます。(賃貸がダメということではありません!)

賃貸より持ち家のほうがいい理由

01 ゆったり暮らせる

賃貸から持ち家(一戸建て)にすると、家が広くなります。

賃貸の場合、ファミリータイプで2LDKが一般的。それに対して持ち家は3~4LDKが一般的。玄関もリビングも、収納だって広くなります。

私自身、家が賃貸から持ち家になって2倍以上広くなりました。広くなると、それだけで豊かな気持ちになります。(こればっかりは体験しないと分からないかもしれません。)

02 保険が付く

住宅ローンの団体信用生命保険に入っているので、万が一の時に家族に資産を残せます。住む場所が確保されているというのは、何にも代えがたい安心だと思います。

03 老後のための資産形成になる

私は現在30代。将来の年金は期待できない世代です。そんな中、老後も家賃を払い続ける生活はリスクでしかない。今のうちから持ち家という資産を作っておけば安心です。(ちなみに賃貸の家賃は、大家さんの資産を作ることになります。)

たまに「戸建ての資産価値なんて20年ちょっとでゼロになるじゃない」なんて言う方もいますが、それは建物の話であって、土地の価値はしっかり残ります。(ちなみに資産価値ゼロというのはあくまで値段をつけるならの話で、住み続けるにあたってなんの問題もありません。)

賃貸がオススメな人はこんな人

01 賃貸でも何も不便を感じない

一戸建ての魅力は広さですが、そもそも賃貸を手狭に感じないのであれば戸建てに住む必要はないと思います。とはいえ、賃貸では3LDK以上になると物件数が少なく、家賃も高くなります(これなら家買ったほうがよくない?と思うくらいに)。

02 適度に住み替えたい

住み替えができるというのは賃貸の一番のメリットですね。子供が生まれた、巣立ったで住み替えれば最低限の住居費を維持できます。ただ、ファミリー世帯の住み替えって結構大変なので、結局はずっと同じとこに住んでいそうな気はします。

03 投資などで資産形成ができる

実はこれが一番大事なのですが、賃貸の場合は一生家賃を払い続けることになるので、老後の家賃を貯蓄しておかなければなりません。

仮に60歳で定年して85歳まで生きるとしたら、25年分の家賃が必要です。月8万円としたら、1年で96万円、25年で2400万円の資産掲載が必要です(実際は家賃だけは暮らせないので、これ以上必要です)。

ですので、投資などで資産形成をしておきましょう。「投資とかそんな難しいこと無理…」と思われたら、持ち家がオススメです。

賃貸と持ち家、自分に合う選択肢を選びましょう

いかがでしたか?賃貸か持ち家を選ぶときは、どちらが得かではなく、自分に合うのはどちらかで選びましょう。特にエンタメの「賃貸VS持ち家」は真に受けないようにしましょう。

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